介護保険法に基づく介護サービスは全26種類54ものサービスに分類されます。
大きく分けると下記の6つに分類され、デイサービス(通所介護事業)は、施設などに出かけて日帰りで行うサービスに含まれます。
1.介護サービスの利用にかかる相談、ケアプランの作成(例.居宅介護支援)
2.自宅で受けられる家事援助等のサービス(例.訪問介護)
3.施設などに出かけて日帰りで行うサービス【例.通所介護(デイサービス)】
4.施設などで生活(宿泊)しながら、長期間又は短期間受けられるサービス【例.介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)】
5.訪問・通い・宿泊を組み合わせて受けられるサービス(例.小規模多機能型居宅介護)
6.福祉用具の利用にかかるサービス(例.福祉用具貸与)
通所介護 (デイサービス) |
通所介護(デイサービス)は、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、自宅にこもりきりの利用者の孤立感の解消や心身機能の維持、家族の介護の負担軽減などを目的として実施します。 利用者が通所介護の施設(利用定員19人以上のデイサービスセンターなど)に通い、施設では、食事や入浴などの日常生活上の支援や、生活機能向上のための機能訓練や口腔機能向上サービスなどを日帰りで提供します。生活機能向上グループ活動などの高齢者同士の交流もあり、施設は利用者の自宅から施設までの送迎も行いますtd> |
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居宅介護支援 | 居宅介護支援は、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、ケアマネジャーが、利用者の心身の状況や置かれている環境に応じた介護サービスを利用するためのケアプランを作成し、そのプランに基づいて適切なサービスが提供されるよう、事業者や関係機関との連絡・調整を行います。 居宅介護支援は、特定のサービスや事業者に偏ることがないよう、公正中立に行うこととされています。 |
訪問介護 | 訪問介護は、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、訪問介護員(ホームヘルパー)が利用者の自宅を訪問し、食事・排泄・入浴などの介護(身体介護)や、掃除・洗濯・買い物・調理などの生活の支援(生活援助)をします。通院などを目的とした乗車・移送・降車の介助サービスを提供する事業所もあります。 |
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム) | 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)は、入所者が可能な限り在宅復帰できることを念頭に、常に介護が必要な方の入所を受け入れ、入浴や食事などの日常生活上の支援や、機能訓練、療養上の世話などを提供します。 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)は、入所者の意思や人格を尊重し、常に入所者の立場に立ってサービスを提供することとされています。 |
小規模多機能型居宅介護 | 小規模多機能型居宅介護は、利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、利用者の選択に応じて、施設への「通い」を中心として、短期間の「宿泊」や利用者の自宅への「訪問」を組合せ、家庭的な環境と地域住民との交流の下で日常生活上の支援や機能訓練を行います。 |
福祉用具貸与 | 福祉用具貸与は、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、指定を受けた事業者が、利用者の心身の状況、希望及びその生活環境等をふまえ、適切な福祉用具を選ぶための援助・取り付け・調整などを行い、福祉用具を貸与します。福祉用具を利用することで日常生活上の便宜を図り、家族の介護の負担軽減などを目的として実施します。 |
参照 | 出典:厚生労働省ホームページ 通所介護(デイサービス)について 出典:厚生労働省ホームページ 居宅介護支援について 出典:厚生労働省ホームページ 訪問介護について 出典:厚生労働省ホームページ 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)について 出典:厚生労働省ホームページ 小規模多機能型居宅介護について 出典:厚生労働省ホームページ 福祉用具貸与について |